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'11 マウンテンサイクリングin乗鞍 [自転車レース]

今年2番目にプライオリティの高いレースである乗鞍ヒルクライムに参戦してきた。

昨年ゴール直前で抜かれてクラス4位に終わり悔しい思いをした大会。
2度と走るものかとも思ったがペルジタのM尾さんが一緒に走ろうと誘ってくれたので、
再挑戦する決意をしてエントリーをした。

7月のMTB全日本選手権で肋骨を痛めて17日間運動ゼロが続いた。
8月4日からようやく少しずつ練習を開始して週1回ずつ乗鞍や大弛峠へ出かけ
高地でのヒルクライム練習を行って25日間で本番を迎えた。
直近4週間の練習量は昨年より25%も少なく十分とはいえないがやるしかない。

バイクは昨年同様GaichiからスペシャのM5を借りて乗鞍用にパーツを交換したものを準備。
昨年は一発勝負用に軽さを重視して7.6kgまで軽量化を行ったが、
今年は勝負に徹するため少し重さを犠牲にして、トラブル防止と快適性も考慮した。
それでも昨年同等の7.7kgになった。MTBとしては上出来。

土曜日、M尾さんが自宅に来て車を交換して9時前に出発。
相模湖インターから中央道を順調に下り、諏訪湖で飯も食いながら13時半頃現地に到着。
宿に車を止めて受付を行った後、ペルジタメンバーと合流して
近くの牧場で牛乳ソフトクリームを食べた。なかなか濃厚で美味。
家族で来たら是非立ち寄りたい。
会場周辺は試走が禁止されていることもあり、この日はほとんど自転車には乗らず
バイクの調整等に時間を費やした。
宿は昨年同様のユースホステルで温泉がとても気持ちいい。
そして晩飯もちゃんとカーボローディングして21時半には眠さに勝てず就寝。

日曜日、朝4時半に起床。早く寝たのに眠い。My枕忘れたせい?
5時には朝食をとって、5時半過ぎには荷物をまとめ車へ。
6時にバイクをM尾さんと会場に置きにいくと既に多くの選手が来ていた。
自分たちは8:17スタートとまたしても最後の出走なのでまだまだ時間が有り余っている。
徒歩で宿へ戻り持ってきたシクロをローラーでアップを開始。
心拍を170bpmまで上げて25分ほどでアップを終了。
今度は小走りでM尾さんと会場へ。
8時過ぎからバイクの移動を開始。いよいよ緊張が増してくる。
XCの様にスタートダッシュをすることは無いから、集中力を高める必要は無いが
いつもの様な手順で3列目でスタートを待つ。
今回の目標は勝負にこだわり
 ・MTBクラス優勝 3位以内はマスト
出来れば、総合100位以内、記録の更新といったところ。
昨年優勝のT辺さん、昨年ゴール前で差された3位のN尾さんは出場。
2位の選手がいなかったので順当にいけば3位以内はとれそうだが、
どんなライバルが出現するかは走ってみないと分からない。
意外とアシストを買って出たM尾さんがそのまま行っちゃうかもしれないし・・・

そしていよいよスタート!


スタートは昨年通りゆっくりな出だし。
2名ほどダッシュで駆け抜けていったが容認。
昨年はタイム重視のために積極的に先頭を引き過ぎて
勝負どころで着いていけなくなったので今年は控えめに走ろうと心がける。
前にはライバル#2N尾さん、後ろからライバル#1T辺さんが上がってきて、
自分のまん前はM尾さんが陣取っており自分は5番目くらい。
速度は18km/hくらいとあまり速くなくて様子見状態か?
T辺さんが先頭に立ち少しペースを上げる。
T辺さんとN尾さんに挨拶をして自分の存在をアピール。
時々25km/hくらいのペースになるのだがM尾さんが苦しそう。
自分の問いかけにも返事が出来ない状態らしく、このペースにはついていけなさそう。
申し訳ないが先行させてもらい、T辺さんとN尾さんだけをマーク。
前半はとにかく前に出ずに温存。2人についていくだけ。
走行しているうちに先頭集団はかなり絞られたようだ。
第一チェックポイントを18分34秒で通過。
昨年より5秒くらい遅い程度でまずまずのペース。
心拍数は185bpm前後で若干高めだが疲れはまだ余り無い。
ここからは坂も少しきつめになって前走者も相当増えてくるのだが
今年はそれほど前走者を抜くのが大変な感じではない。
ある程度ばらけて走っていてラインが限定されるというほどではなかった。
先頭は3人に絞られてN尾さんが積極的に引いていく。
自分は時々先頭を交代するが、T辺さんはかなり息遣いが荒く苦しそうで
前に出る余裕は余りなさそう。勝機ありか!?
昨年はペルジタメンバーを見つけて声を掛けていたりしたが
今年は勝負に集中しすぎて周りが全然見えない。
冷泉小屋のきつめのづづらコーナーでT辺さんがインコーナーを攻める。
急な勾配が得意というT辺さんはわざと勾配が10%以上あるインコーナーを攻める。
分かってはいたが着いていくのはかなりきつい!
しかしアウトからでは置いて行かれるので、着いていかなければならない。
N尾さんはぴったりマークしていくが、自分は少し遅れてしまう。
コーナーで遅れた分を直線部でダッシュして何とか追いつく。
するとまたコーナーで突き放され直線で追いつくという繰り返し。
休む間が無く、完全にT辺さんペース。これではいつか遅れをとる・・・
と、第2チェックポイント通過とともにT辺さんがアタック。
ラップタイムは28分20秒。昨年より50秒早いペース。
N尾さんはとりあえずついていったようだが、自分はやはり遅れをとった。
前走者たちにまぎれて2人とも分からなくなってしまったが、
自分は持っている力を信じて走り続けるしかない。
昨年もそうしてN尾さんを抜いたのであった。
標高が高く息苦しいが2人もきっと同じに違いない。
いくつかのコーナーを曲がるとN尾さんの後姿が眼に入った。10秒くらい前方か。
少しずつ挽回を図り差を縮めていく。最後のヘアピンカーブくらいだっただろうか
5秒後くらいまで迫った時、N尾さんがこちらを振り返りそこからアタックを
掛けていくのが見えた。もう少しで追いつけそうだったが逃げられてしまった。
それからというもの前にはMTBの選手が全く見えなくなった。
N尾さんは相当な勢いで上っていったに違いない。
自分だって負けるわけにいかない。全力で後を追う。
ついにチャンピオンクラスが下山を始めた。
走っても走っても前の二人は見えてこない。だんだんゴールが近づいてきてしまう。
係員がセンターラインから左を走るよう誘導を始めた。ゴールが近い。
MTBの選手は見えてこないが諦めずラストスパート。
昨年ほど渋滞が無く思いっきり走れる。
前方にペルジタのシノを発見。彼をめがけて全力をぶつける。
だんだん体の末端から血の気が引いて冷たくなっていくのがわかる。
そして手足や顔がジリジリ痺れ始めた酸欠に違いない。
最後まで全力を出し切りゴール。

結局2人には追いつくことが出来なかったがいいレースが出来た。
結果はN尾さんがT辺さんを最後に逆転して優勝。自分は3位だった。
ゴール後3人でお互いの健闘をたたえあった。
優勝のN尾さんはとにかく自分を意識して走っていたようだ。
昨年のリベンジをしてくるだろうと何十回も後ろを振り返ったという。
その結果T辺さんも抜くことができ優勝につながったようだ。
だが彼は一番多く先頭を引いていたし、一番勝ちたいという気持ちが強かったと思う。
そういう意味では自分は完全に負けていたし、彼の優勝を心から祝福した。

自分のタイムは1時間6分16秒で総合116位、
2位T辺さんとは8秒差、優勝N尾さんとは26秒差。
最後まで諦めず走りきったことで昨年のタイムを41秒も短縮できた。
そして楽しいレース展開もできて3位ながら久しぶりに
満足の出来るレースをすることが出来てよかった。

ペルジタのM尾さんは目標の入賞は果たせなかったが、M尾さんが誘ってくれなかったら
このレースに参戦することは無かっただろう。勇気を与えてくれたM尾さんに感謝。
後で聞いた話ではゴール前が走りやすかったのはペルジタのシノが声を掛けて
道をあけてくれたのだそうだ。ありがとう。
そのほか今年もいっしょに宿に泊めてくれたペルジタの皆さんありがとうございました。

P1090408.jpg
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コメント 7

もっちーの

ホンマお疲れさまでした・・!!

読んでいると、その情景が見えてくるようです・・

ミクシイへのすーじーさんのコメントもらって、いま、冷静になって考えてみると・・今の自分にはCP1、20分はオーバーペースだったのでは!?と思っています。
20分でCP1通過できる足があれば、すーじーさんに言われた通り チェックポイントごとに20/30/20でいけるのしょうが・・ あきらかに今回、後半垂れていたので・・って自分の話をすいません・・!

いろいろ考えると、また来年、いまの課題を克服してチャレンジしたい!と思うしだいです、はい。

とにかくおめでとーございまーす!!

すーじーさんもまた是非!
by もっちーの (2011-09-02 21:28) 

こば

お疲れさまでした、3位表彰台おめでとうございます

ロードでも6分台で走れる方は限られるなか、素晴らしい走り想像出来ます

また来年も頂上目指して挑戦して下さい、皆で応援しています。

自分も来年は自己ベスト目指して頑張ります。
by こば (2011-09-02 22:35) 

えの

3位表彰台Get!
おめでとうございます。

今年は出れませんでしたが、
スージーさんのレポート読んだら、
一緒に走って応戦したくなりました。

来年は優勝ですね!!!
by えの (2011-09-02 23:33) 

arukakat

素晴らしい結果ですね~!おめでとうございます!
表彰台は格別ですよね、私も久しぶりの表彰台を・・・ってどのレースで・・?

by arukakat (2011-09-03 14:06) 

F山

やりましたね!おめでとうございます。読むごとにコーナーが目に浮かびます。Jも応援しています。
by F山 (2011-09-04 08:28) 

Susie

皆様方ありがとうございます。
とりあえず今年は思いっきり走りきることができ満足しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
by Susie (2011-09-15 22:22) 

Ez

遅まきながら、おめでとう~
カッチョイイ結果が出ましたね(笑)
>結局2人には追いつくことが出来なかったがいいレースが出来た。
自分で納得することが大切なことだからね!
今後とも頑張ってくださいね!
by Ez (2011-09-29 16:57) 

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